| Project/Area Number |
24K14082
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Section | 一般 |
| Review Section |
Basic Section 58080:Gerontological nursing and community health nursing-related
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| Research Institution | Kanazawa University |
Principal Investigator |
岡本 理恵 金沢大学, 保健学系, 准教授 (50303285)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
表 志津子 金沢大学, 保健学系, 教授 (10320904)
池内 里美 三重大学, 医学系研究科, 准教授 (30727475)
高橋 裕太朗 金沢大学, 保健学系, 助教 (90871559)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,000,000、Indirect Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2026: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2025: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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| Keywords | 外来看護師 / 緩和ケア / がん患者 / スピリチュアルケア / 地域完結型医療 |
| Outline of Research at the Start |
がん対策推進基本計画により、全医療従事者に対しがんと診断されたときからの緩和ケアの取り組みが明示されている。本研究では全国のがん診療連携拠点病院の外来看護師を対象に、外来看護師が捉えるがん緩和ケアの認識と実践、関連要因を明らかにするための質問紙調査を実施する。研究対象は緩和ケアの均てん化の観点から全国の外来看護師とし、マルチレベル分析を用いて、個人並びに環境による緩和ケアへの関連要因を明らかする。研究成果は外来における緩和ケアの在り方のみならず、今後の外来システム構築にも示唆をもたらすことができる。
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| Outline of Annual Research Achievements |
がんは我が国の死亡原因の第1位であるが、近年の医療技術の進歩により、生存率は多くのがん部位で上昇傾向にある(厚生労働省,2022)。がんは不治の病ではなく慢性疾患として捉えられ、地域で長年向き合う疾患へと変化している。2007年に施行されたがん対策基本法及び第1〜4期がん対策推進基本計画では、①がん診療連携拠点病院の整備、②診断時からの緩和ケアの推進、③緩和ケアチームの育成、④チーム医療の強化等に力を注いできた。 一方、外来看護師の役割は、近年の在院日数の短縮化により、入院医療と在宅医療を結ぶ位置づけとして多様化・高度化している。厚生労働省の「外来機能の明確化・連携、かかりつけ医機能の強化等に関する報告書」(2020)では、外来における看護職の役割として、複雑で解決困難な課題を持つ患者・家族等には、患者のライフスタイルや家庭の状況等に合わせた療養指導、相談対応や専門的支援を担当の看護職員が継続的に実施することが記載されている。外来を受診するがん患者にとって、外来看護師は療養生活中に定期的に接点を持つことができる数少ない医療従事者である。外来看護師が基本的緩和ケアを熟知した上で業務にあたることは、がん患者のQOLの向上に資するのみならず、今後の「地域完結型医療」の実現のための一翼を担うと考える。 今後、外来看護師が外来システムの中でその役割を果たし、すべての医療従事者が取り組むべきとされる緩和ケアの質の向上を図っていくためには、外来看護師の緩和ケアに対する認識や実践、困難感の実態やその関連要因を明らかにし、外来看護師に特化した連携の在り方や教育システムを構築することが急務と考える。本研究では、全国規模で外来看護師が緩和ケアに対し、どのような認識を持ち、実践を行っているのか、それらにどのような地域的及び個人要因が関連しているのかを明らかにすることを目的としている。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
2024年度中に倫理審査の承認を得て、2025年3月にWeb質問紙調査を実施することができたため、当初の計画を上回る進捗状況であると判断した。 全国から抽出した155箇所のがん診療連携拠点病院(都道府県がん診療連携拠点病院、地域がん診療連携拠点病院、地域がん診療病院を含む)で働く外来看護師を対象にWebで質問紙調査を実施した結果、734人から回答があり、うち693人について参加同意が得られた。現在、スピリチュアルケアの認識と実践を中心に、関連要因などの分析を行っているところである。
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| Strategy for Future Research Activity |
2025年度中に詳細な分析を行うとともに、その結果を学会にて発表する予定である。 2026年度は国際誌への投稿を行う予定である。
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