| Project/Area Number |
24K14444
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Section | 一般 |
| Review Section |
Basic Section 59020:Sports sciences-related
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| Research Institution | Nishikyushu University |
Principal Investigator |
山田 力也 西九州大学, 健康福祉学部, 教授 (00320317)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2026: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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| Keywords | パラスポーツ / スポーツボランティア / 継続意欲 / 克服プロセス / 役割サイクル / ボランティア |
| Outline of Research at the Start |
2021年に開催された東京パラリンピックでは多くのボランティアが参加し大会を支えた。 この大会のレガシーとして、障がいのある人のスポーツ(以下、「パラスポーツ」と表記する場合がある)の振興・推進と同時に、スポーツを通じた共生社会の実現が期待されており、その中でもパラスポーツの現場を直接支えるボランティアの存在は重要である。 そこで本研究では、パラスポーツボランティアの活動後の意識と行動変容に着目することで、活動継続に至らない要因を明らかにするとともに、それら継続の阻害要因をどのようなプロセスで克服していけるかを見出し、パラスポーツボランティアの継続的な活動の可能性を探る。
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、パラスポーツボランティアが活動を継続する過程において生じる「不安」や「葛藤」といった阻害要因と、それをどのように乗り越えていくのかという克服プロセスに注目し、社会化過程の観点から実証的に明らかにすることを目的としている。 本年度は、研究の基盤整備を目的に、関連する先行研究の収集と整理、ならびに分析枠組みの検討を行った。先行研究の検討から、スポーツボランティアに関する研究は「参加動機・継続意欲」「活動状況・意識」「ボランティアイメージ」の3類型に分類できるが、パラスポーツボランティアに特有の困難や意識の変容に関する知見は未だ限定的であり、特に阻害要因の発生背景や克服のプロセスについては十分に明らかにされていないことを確認した。こうした課題意識のもと、本研究では「社会化」「役割行動」「役割サイクル論」という3つの社会学的概念を援用し、分析枠組みを構築した。これにより、パラスポーツボランティアがどのように活動へ参入し、どのような意識変容を経て継続的な活動主体となるのかを捉える視座を得ることができた。 以上のように初年度は調査準備段階として、理論的枠組みと研究の方向性を明確にする重要な期間となった。さらに、調査票の設計やインタビュー項目の検討など、今後の実証調査に向けた具体的な準備作業にも着手しており、次年度以降の本格的な調査実施に向けた基盤整備が進んでいる。併せて、研究協力機関との連携体制の構築にも取り組み、円滑な調査実施のための環境整備を進行中である。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
当初計画では、初年度に全国障害者スポーツ大会において、パラスポーツボランティアを対象としたアンケートおよびインタビュー調査を実施する予定であった。しかし、本研究に関連する先行研究の精査および分析枠組みの構築に時間を要し、現地での実証的調査には至らなかった。こうした背景から、初年度の進捗は「やや遅れている」と自己評価している。ただし、先行研究の検討を通じて、スポーツボランティアに関する研究の全体像を把握し、特にパラスポーツボランティアにおける阻害要因や意識変容に関する知見の限界を明確化できた点は、本研究の意義を裏付ける成果といえる。また、研究目的達成に向けた理論的基盤として、「社会化」「役割行動」「役割サイクル論」を用いた分析枠組みを精緻化し、今後の調査設計に反映できる準備が整いつつある。あわせて、調査項目の検討や倫理的配慮への対応策の整備も進めており、次年度に向けた研究体制は順調に構築されている。
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| Strategy for Future Research Activity |
次年度は、全国障害者スポーツ大会におけるボランティアを対象としたアンケートおよびインタビュー調査を実施する。昨年度開催地において大会に参加したボランティアを対象に調査することも視野に入れる。そして翌年度には日本パラスポーツ協会に登録された有資格(九州地区のパラスポーツ指導者)を対象とした同様の調査を実施する予定である。これにより、指導資格の有無による活動経験や不安意識、活動継続の阻害要因、葛藤の違いを明らかにすることができる。特に有資格者調査では、指導者としての専門的視点や社会的役割に基づいた課題意識を捉えることが目的である。両調査を通じて得られたデータを比較分析し、ボランティアの社会化過程、意識変容、活動継続に関する共通点と相違点を多角的に検討する。最終的には、無資格・有資格の両視点から、継続的なパラスポーツ支援体制のあり方を理論的かつ実践的に示すことを目指す。
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