| Project/Area Number |
24K14468
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Section | 一般 |
| Review Section |
Basic Section 59020:Sports sciences-related
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| Research Institution | Nagoya Gakuin University |
Principal Investigator |
佐藤 菜穂子 名古屋学院大学, リハビリテーション学部, 准教授 (70581510)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
井上 功一郎 山形大学, 地域教育文化学部, 准教授 (10723710)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2028-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2027: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2026: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2024: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
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| Keywords | ブレイクダンス / 信頼性 / 採点 / ヒップホップダンス / 評価システム |
| Outline of Research at the Start |
ヒップホップダンスの一つであるブレイクダンスが2024年のパリオリンピックの種目に採用されたが、その評価の基準は曖昧で、信頼性が低い方法で評価されているのが現状である。本研究では、ヒップホップダンスのパフォーマンスの評価に用いるリアルタイム評価システムを開発し、評価の信頼性に与える影響や有効性について調査することを目的とする。開発した評価システムは、実際のコンテストだけでなく学校体育のダンスの授業にも応用し、パフォーマンスの評価だけでなくパフォーマンス向上のための指導ツールとしての利用を目指す。
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| Outline of Annual Research Achievements |
ヒップホップダンスの一つであるブレイクダンスが2024年パリオリンピックに採用され、競技としてのヒップホップダンスへの関心が高まっている。オリンピック競技である体操競技では、技の難易度や出来栄えを決定する運動学的な基準、また採点をサポートするシステムが開発されているが、ヒップホップダンスではそのような基準やサポートシステムもなく、信頼性が低い方法で評価されているのが現状である。本研究では、ヒップホップダンスのパフォーマンスの評価に用いるリアルタイム評価システムを開発し、評価の信頼性に与える影響や有効性について調査することを目的とする。 当該年度では、研究の第一段階として、パリオリンピックで実施されたブレイクダンスの採点結果の信頼性を分析した。採点結果はすべてオリンピックのホームページで公開されており、その情報を利用した。その結果、審査員の採点の信頼性はダンススポーツと同等であり、体操競技の信頼性よりもかなり低いことがわかった。さらに、他の競技では比較的高い信頼性が報告されている技術面の評価項目よりも、芸術面の評価項目(originality)において高い信頼性を示した。審査員は、観客の印象と会場の盛り上がりの程度によって勝者が決まるというブレイクダンスの特性を認識しており、これが技術面よりも芸術面の項目の信頼性向上につながった可能性があった。 また信頼性の高い評価システム開発のために必要な技の難易度、出来栄えに関する運動学的基準を作成するためのデータ測定を進めた。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当該年度は、研究の第一段階としてリアルタイム評価システムの開発に必要な基礎的なデータとなりうる、ブレイクダンスのオリンピックの審査員の採点結果の信頼性について検討した。この結果をもとに、現状での審査システムの問題点について検討した。 リアルタイム評価システムの開発に必要なシステムについては業者と検討を進めている段階で、当初の予定よりやや遅れている。ただ、次年度に行う予定だったデータ測定を前倒しして行っており、全体としてはおおむね順調に進展している。
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| Strategy for Future Research Activity |
ヒップホップダンスの基本的な技を対象に、申請者らがこれまでに行ってきた方法論を用いて、審査員の評価に関連の深い運動学的指標を抽出する。 具体的には、モーションキャプチャシステムを用いて20名程度のダンサーによる基本的な技の動作の測定を行う。得られた三次元データから、身体各部の軌跡や関節角度などの運動学的指標を算出する。ダンサーのパフォーマンスを5名程度の審査員が10点満点で採点をし、採点結果と運動学的指標の関係から、審査員の評価と関連が深い指標を抽出する。抽出された運動学的指標を、出来栄えを決定する運動学的な基準として応用する。これらの情報とステップの複雑さ等を総合的に検討し、技の難易度を定義する。 定義された技の難易度、出来栄えに関する運動学的基準を参考に、リアルタイム評価システムの開発を進める。
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