| Project/Area Number |
24K14532
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Section | 一般 |
| Review Section |
Basic Section 59020:Sports sciences-related
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| Research Institution | Fukui Prefectural University |
Principal Investigator |
石原 一成 福井県立大学, 学術教養センター, 教授 (80347690)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
坂井 智明 名古屋学院大学, スポーツ健康学部, 教授 (30400667)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥2,470,000 (Direct Cost: ¥1,900,000、Indirect Cost: ¥570,000)
Fiscal Year 2026: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2025: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
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| Keywords | 介護予防 / 高齢者 / 不参加高齢者 / 身体機能推定 / バランス能力 / 重心動揺 / パフォーマンステスト / 多様性 / 身体機能評価 |
| Outline of Research at the Start |
地域高齢者の要介護化予防に取り組む中で,一次予防に参加しない「不参加高齢者」が多数を占め,その実態も把握できていないことが明らかになった.また,高齢者の身体機能水準は多様であるにもかかわらず,一律のプログラムしか提供されていない課題もある. 本研究では,不参加高齢者を含む幅広い地域高齢者を対象に,要介護化リスク特性と改善可能性を明らかにし,個々人の身体機能に応じた効果的な予防プログラムを開発・検証することで,包括的な要介護化予防システムの構築を目的とする.
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究は,介護予防事業に参加しない「不参加高齢者」の実態を把握することの難しさや,多様な身体機能レベルに応じた個別化プログラムの不足といった現状の課題を背景としている.不参加高齢者を含む地域高齢者全体を対象に,要介護化リスクの特性とその改善可能性を科学的に解明し,個々の身体機能に適した介護予防プログラムを開発・検証することを目指している.特に今年度は,研究課題「高齢者個々人の要介護化予防のための課題を明確にする身体機能推定法の開発」に注力し,活動的な高齢者から虚弱な高齢者まで幅広く対応できる評価手法と,現場での活用が可能なデータベースの構築を進めた.今年度の主な成果は3点である.第一に,運動教室の開催施設の違いが参加者に与える影響を調査し,大学施設と地域公共施設での参加者の年齢,体力水準,既往歴,自覚的健康感に有意な差があることを実証した.この結果は,高齢者集団の多様性を重視した層別化や評価項目の設計が不可欠であることを明確に示している.第二に,特別な機材を必要としない「継ぎ足歩行テスト」を開発・検証し,このテストが既存のバランス能力指標と高い相関を持つこと,さらに再テスト信頼性も高いことを確認した.この成果により,簡便かつ客観的にバランス能力を評価できる実用的なツールとして,現場への導入が現実的なものとなった.第三に,アルコール摂取が重心動揺に及ぼす影響と個人差を検討し,同量のアルコール摂取でも影響の現れ方が大きく異なることを明らかにした.この知見は,評価時のコンディション管理や結果解釈における個人差の重要性を改めて浮き彫りにしている.これらの成果は,対象者の多様性の実証,実用的評価手法の確立,および外的要因と個人差の考慮という観点から,要介護化予防システム構築の基盤を大きく前進させるものであり,今後の介護予防の質的向上に寄与するものと考えられる.
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本年度の研究は「高齢者個々人の要介護化予防のための課題を明確にする身体機能推定法の開発」を主要な目標として計画された.この目標に対し,本年度得られた3つの研究成果は,計画遂行において重要な進展を示している.第一に,健康運動教室の開催施設による参加高齢者の特性差を明らかにした成果は,身体機能推定法の開発において,対象者の多様性を理解し,「不参加高齢者」を含む幅広い層の特徴を把握するという計画の要素に合致している.第二に,簡便かつ実用的な「継ぎ足歩行テスト」の提案とその有効性の検証は,「パフォーマンステストによる身体機能評価」という計画に対し,具体的な評価手法を提供するものであり,今後のデータベース構築への貢献が期待される.第三に,重心動揺に対する外的因子の影響と個人差に関する知見は,身体機能評価の精度向上や解釈の深化に寄与するものであり,将来的なコンピュータ適応型テストの開発などにもつながる重要な基礎データとなる.以上のように,身体機能推定法の開発に必要な基礎データの収集,評価手法の確立,および推定精度向上に資する検討を着実に推進できたことから,研究課題はおおむね順調に進行していると自己評価する.
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| Strategy for Future Research Activity |
次年度は,本年度の成果および構築中の身体機能評価データベースを基盤として,個々人の身体機能特性に応じた運動プログラムの試作と効果検証を主な目的とする.特に,元気高齢者,虚弱高齢者,不参加高齢者といった多様な対象者を設定し,各層の特性に即したプログラムを開発する.また,「継ぎ足歩行テスト」や重心動揺評価を活用し,介入前後での身体機能を客観的に評価する.さらに,身体活動量,認知機能,精神健康状態,QOLなど包括的な指標を用いて,運動プログラムが高齢者の生活全般に与える影響を検証する.これらの取り組みにより,科学的根拠に基づく最適な介護予防プログラムを確立し,要介護化予防システムの構築をより一層推進する.
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