| Project/Area Number |
24K15865
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Section | 一般 |
| Review Section |
Basic Section 90150:Medical assistive technology-related
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| Research Institution | The Nippon Dental University |
Principal Investigator |
松本 香好美 日本歯科大学, 新潟生命歯学部, 講師 (20586200)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐藤 雄一郎 日本歯科大学, 新潟生命歯学部, 教授 (90334664)
高橋 圭三 日本歯科大学, 新潟生命歯学部, 講師 (40750112)
黒澤 一 東北大学, 事業支援機構, 教授 (60333788)
今西 里佳 新潟医療福祉大学, リハビリテーション学部, 教授 (90567190)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2026: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2025: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2024: ¥3,510,000 (Direct Cost: ¥2,700,000、Indirect Cost: ¥810,000)
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| Keywords | シャント発声者 / がんリハビリテーション / 呼吸リハビリテーション / 排泄リハビリテーション |
| Outline of Research at the Start |
咽頭・喉頭がんによる喉頭全摘出後には,発声や排泄に特有の問題を起こし易い。シャント発声者に対しては,これまでに呼吸リハビリテーションの効果検証は行われず,また便秘症に対する排泄リハビリテーションも行われてこなかった。そこで,本研究では,シャント発声者における既存のがんリハビリテーションプログラムに,呼吸リハビリテーションと排泄リハビリテーションプログラムを加えた,シャント発声者に適したがんリハビリテーションプログラムを新たに構築することを目指すために,効果検証を行う。
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| Outline of Annual Research Achievements |
咽頭・喉頭がんによる喉頭全摘出後には,呼吸のために永久気管孔を設置する。そのため,発声や排泄に特有の問題を起こし易い。失声するため,代用音声にて音声を獲得する。代用音声の一つにシャント発声がある。本研究は,シャント発声者を対象に呼吸リハビリテーションと排泄リハビリテーションプログラムを加え,シャント発声者に適したがんリハビリテーションプログラムを新たに構築することを目指した研究である。 シャント発声者は,永久気管孔で呼吸ができる一方で上気道の機能が得られない。上気道の機能補完のために人工鼻を装着することにより,肺へ入る空気の加温・加湿を行う。また,シャント発声者は永久気管孔での呼吸により,呼吸機能の測定は困難である。 そこで,初年度はまずシャント発声者の呼気流量・圧力測定装置の製作に取り組んだ。呼気流量・圧力の測定は人工鼻を介しての呼吸方法で測定することとした。当初は人工鼻と人工鼻の接続装置の間にフローヘッドを設置しようと考えたが,このサイズでは安静換気程度のフローレンジには適しているものの,スパイロ測定のフローレンジには適さないと考えられた。よって,フローヘッドをスパイロメータ用に変更するためマスクを使用することとした。フローヘッドにマスクを接続し,永久気管孔をかぶせるようにするには,通常の呼気ガス分析等で使用するマスクではサイズが大きく,空気が漏れて測定出来ない。そのためフィット感のあるマスクを製作した。また,アンプの製作は終わり,最終段階でフローリニアライズを行ったところ,精度が出ていない部分があり再調整を行った。圧力測定は実測段階で修正が必要となったため,再度調整中である。さらに,装置の開発途中で総合呼吸抵抗測定装置(MostGraph,チェスト社)にて呼吸抵抗が測定できる可能性がでてきたため,新たにアダプターを製作し人工鼻接続器具に接続し測定可能な段階にきている。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
呼気流量・圧力測定装置の製作にあたり,当初計画していた測定方法では,対象者の体格やデバイスの大きさや形状,人工鼻の特性の問題から空気が漏れてしまうという問題点が挙がった。この問題を解決するために試行錯誤を重ね,測定方法の確立に時間を費やした。加えて,昨今の社会情勢の影響で装置の部品調達の問題もあり,製作に時間を要した。また,装置の開発途中でMostGraphを用いて呼吸抵抗を測定できる可能性がでてきたため,新たにアダプターを製作したが,試作品が出来ると同時に,人工鼻の直径が1㎜拡大した新製品が発売となった。そのため,新製品の人工鼻にも対応可能なアダプターも製作する必要があり,全体的に遅れが生じ,対象者への測定にまで至らなかった。
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| Strategy for Future Research Activity |
測定に使用するデバイスや装置はほぼ完成しており,実際の測定が可能な段階にきている。測定プロトコルを構築し,次年度は対象者に対して測定を行う予定である。また,測定が効率よく行えるように対象者のリクルートを含めた体制を整えたい。
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