Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
sub-GeV質量の暗黒物質の直接検出を目指し、ダイヤモンドシンチレーティングボロメーターの開発を進める。超伝導素子であるMKIDを検出素子とし、ダイヤモンド中で発生した反跳事象の熱と発光信号をとらえる。ダイヤモンドの物性を生かすことで、運動エネルギー1keV以下の粒子検出を可能とし、既存のシンチレーティングボロメータを超えた粒子識別能とエネルギー分解能の実現を目指す。