Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
空飛ぶクルマの航続距離拡大に向け、新たな離陸方法を提案する。離陸時に必要な大量のエネルギーを、リニアモータを利用した離陸支援システムで外部から補う。ビルの屋上を離陸地点とすることが想定されるため、システムは小型軽量である必要がある。本研究では、超伝導技術を応用した小型軽量のリニアモータを開発する。小型軽量化の効果を最大限に発揮するために、モータ内のすべての巻線を超伝導化する(全超伝導モータ)。これまで全超伝導リニアモータは実現しておらず、設計方針が示されていない。研究代表者が全超伝導回転型モータの研究で培ってきた技術・知見・成果を活かし、リニアモータの全超伝導化に取り組む。