Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
仏領期インドシナにおいてフランスの建設会社によって造られた鉄筋コンクリート造屋根付き市場に着目しその標準化の手法を明らかにする。方法として現存する鉄筋コンクリート造屋根付き市場の実測調査、現地のアーカイブズにおける資料調査から研究対象を具体的に標準化の観点から分析する。本研究から見出られる知見は、建築家や様式偏重の植民地における近代建築の評価を材料・生産的な視点から見直す観点を提供できるだろう。