Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
がんは世界中で主要な死因の一つとなっている。そこで、本研究ではがんバイオマーカーの分子サイズや形状を認識する原子層状化合物(以下Ti3C2ナノシート)と酸化チタン(以下アモルファスTiO2)の複合材料を屈折率計である光ファイバに応用することで、がんの種類を特定するバイオセンサを開発する。本手法でがんを高感度に検知し、かつ種類を特定する技術として、Ti3C2ナノシートによる吸着サイトの増加、アモルファスTiO2による分子認識、光ファイバセンサへの応用、を中心に検討する。