Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
本研究は,知的生産性を高め,企業や個人の自己実現を促進する新たな方法の構築に資するエビデンスを提供するために,作業に没頭し知的パフォーマンスが高くなる状態であるフローの可視化に挑戦し,これを戦略的に創出する方策について検討することを目的とする.具体的には,フローが生じやすく現代人の頭脳活動・労働のモデルとも称される「eスポーツ」の実施時の生理心理的応答を経時的に計測することで,フロー状態の客観的な定量を試むとともに,作業姿勢の変換など作業方法を工夫することで戦略的にフロー状態を創出できるかどうかを検討する。