Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
TFF1cre; ARID1A flox/flox; p16 (CDKN2a) flox/flox; Loxp-stop-Loxp-PIK3CA (以下APPマウスとする)を作成すると、前庭部に発癌する事が判明した。APPマウスでは2型自然リンパ球(以下ILC2とする)が高度に浸潤しており、さらにILC2誘因因子の一つであるIL33がAPPマウスで高発現していた。このことから、APPマウスにおいてIL33/ICOS経路を介したⅡ型免疫の活性化が見られ、発癌や腫瘍増殖と関連している可能性が示唆された。