Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
本研究は、ループス腸炎の病型を規定する因子の同定を目的として、好中球炎症を反映するS100A8及びS100A9、自律神経障害に関連する抗ganglionic nicotinic acetylcholine receptor α3 subunit(gAChR)抗体の臨床的意義に着目する。具体的な研究項目は次のものである。①血清・便中S100A8/A9複合体濃度と臨床パラメーターとの関連、②ループス腸炎の病型毎の腸管組織におけるS100A8及びS100A9蛋白発現、③ループス腸炎の病型と抗gAChR抗体との関連、④ループス腸炎の3病型の分類基準の策定と検証