Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
がんに高発現するL型アミノ酸トランスポーター(LAT1)は、核医学診断治療において有用な標的である。一方で、LAT1はアミノ酸の対向輸送体であるという特徴から、LAT1標的プローブは細胞内滞留性に乏しい。本研究では、LAT1による取り込み後、生体内代謝により放射性標識部位をアミノ酸から遊離させることで、がん細胞内滞留性の向上を目指した放射性標識プローブの開発を目的とする。