Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
近年、肥満・代謝性疾患との関連において、三大栄養素の1つである脂質が過剰に含まれる近代食の危険性が示されている。食事中に含まれる脂質は炭素長や飽和度が異なる構造的に多様な分子群であり、様々な生物活性を有すると考えられている。本研究では、高脂肪食摂餌マウスモデルを用いて、食事中の脂質が消化管上皮細胞に及ぼす影響とその分子メカニズムを解明し、発癌リスクへの関与を明らかにする。