Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
医療技術の進歩で成績は向上しているものの、心臓虚血再灌流傷害は大きな社会課題である。この傷害は、ミトコンドリアからの活性酸素種の大量発生によって引き起こされる。虚血時にコハク酸の蓄積を抑え、再灌流時にその酸化を抑えることで傷害を減少させる創薬研究を行う。マウスを用いてコハク酸のミトコンドリアへの流入を阻害するというこれまでにない分子機序で再灌流傷害を抑制できる可能性を本研究で証明する。