Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
末梢血白血球のテロメラーゼ活性の極めて独自的な技術検出基盤として遺伝子改変アデノウイルスウイルス(テロメスキャンOBP-401)を用いテロメラーゼ活依存的に感染した細胞をGFP蛍光標識することでテロメア活性の亢進した生きた白血球細胞の定量化を可能とした。本研究ではテロメスキャンを用い高感度かつハイスループットにテロメラーゼ活性亢進白血球を測定できるシステムの構築を行い、がん早期診断から治療奏効予測の鋭敏な臨床マーカーとして新たなコンパニオン診断キットの開発基盤の構築を目的とする。将来的には個別化医療を可能とする臨床応用システムの実現を目指す。