Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
皮膚悪性腫瘍は日本人の中で第10位の罹患率を有し、遠隔転移を生じると死亡率も高く、制御が喫緊の課題であるが、データが少ない。人種差が非常に大きい腫瘍であり、海外からの報告は多数出ているものの、日本人の治療に当たっては日本人のReal World Dataが強く望まれている。本研究ではメディカルデータビジョン株式会社が提供するDPC病院から収集されたデータを使用し、非悪性黒色腫患者のデータ(2008年~2023年、約8万人)を解析し、年齢、性別、部位などの背景の他、行われた治療やかかったコストや効果など、様々な角度から解析する。