Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
EOB-MRIの門脈相の腫瘍および肝実質の信号比(the signal intensity ratio of the tumor to the surrounding liver tissue in the portal phase; SIRPP)においてSIRPPが低値な症例は低分化肝細胞癌が多く、予後不良であり、さらにPD-L1およびVETC陽性率が高いことがわかっている。本研究では、EOB-MRIにおけるSIRPPの測定で肝細胞癌に対する免疫チェックポイント阻害剤の奏功度を予測できるかを検証し、SIRPPに相関する遺伝子群を同定してその分子機構を解明することを目的とする。