Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
サルコペニアは加齢に伴う骨格筋量と骨格筋力の低下として定義される症候群であり、超高齢化が進行している本邦において近年急増しているため、この克服は喫緊の課題である。筋肉の老化の治療を考える上で基盤となる筋芽細胞・骨格筋細胞の分化制御については未だ明らかではない。本研究は、筋損傷からの異常な回復に着目して筋芽細胞における分化の制御機構を解明し、筋損傷回復・筋機能回復の臨床応用に展開するための基盤研究とすることを目的とする。