Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
感染や外傷などにより角膜上皮を越えて実質が損傷を受けると線維化が誘導される。この反応が過剰に起こると、瘢痕性の混濁や変形を生じる。そのため角膜実質の線維化を抑制することは良好な視機能を保つうえで非常に重要である。本研究では、角膜の線維化を抑制する新しい薬剤として、アクチン重合阻害剤であるYM-58483が有効であるかをさまざまな角度から検証し、そのメカニズムを解明することを目的とする。