Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
褥瘡治療は長期することが多く、患者に大きな負担を強い、医療経済の観点からも問題となる。褥瘡の早期治癒に貢献する治療法の開発は喫緊の課題である。間葉系幹細胞は創傷治癒を促進することが知られている。人工多能性幹細胞由来間葉系幹細胞(iMSC)は高い増殖能や生存能、分化能を安定して維持するため有用な細胞治療になり得る。本研究では褥瘡モデルマウスにiMSCシートを移植し、その創傷治癒促進効果、作用機序について検証を行う。