Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
化膿レンサ球菌は致死率の高い劇症型溶血性レンサ球菌感染症を惹き起こす。近年症例数が激増しており、新規の予防手段および治療方法の開発が急務である。本研究では、300株以上の臨床分離株の全ゲノム配列をロングリードシーケンシングにより解読し、染色体やプラスミドの配列を高精度に再構築する。組換えなどの構造多型、可動性遺伝因子、プロファージ、一塩基多型、遺伝子などをそれぞれ抽出し、劇症型感染症の病態や発症、および薬剤耐性と関連する因子を比較解析およびゲノムワイド関連解析によって検索する。実際の病原性や薬剤耐性との因果関係はマウスやヒト血液を用いた感染実験にて証明する。