Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
本研究は,食品を使って,口腔ケアや義歯のケアを可能とすることを目的とした研究である.特に介護を必要とする高齢者自身や介護者では十分な口腔ケア・義歯ケアは困難である.口腔細菌の口腔や義歯への付着は,補綴装置の材料,唾液などの口腔環境,細菌,食事など影響を受け,口腔プラークは成熟する.そこで,口腔内細菌の代謝に着目し,代謝に影響する食品を活用することで,食品を用いた口腔ケアが可能であると考えた.本研究では細菌付着や口腔プラークの成熟を予防する食品成分の探索,発見と食品の開発を目的とする.