| Project/Area Number |
24K20155
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Review Section |
Basic Section 58010:Medical management and medical sociology-related
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| Research Institution | National Cancer Center Japan |
Principal Investigator |
松岡 歩 国立研究開発法人国立がん研究センター, がん対策研究所, 特任研究員 (70833870)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2026: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
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| Keywords | 高齢がんサバイバー / サバイバーシップケアプラン / 価値観・選好 / アンメットニーズ / 高齢者機能評価 |
| Outline of Research at the Start |
「日本の高齢がんサバイバーの価値観や好みにはどのような文化的特徴があるか?」「必要とするサポートや情報にはどのような社会的特徴があるか?」「身体的・心理社会的問題に対して高齢者機能評価をどのように活用するか?」を、スコーピングレビュー、インタビュー調査、アンケート調査により明らかにし、日本の高齢がんサバイバーの価値観や好み、必要なサポートや情報に即したサバイバーシップケアプランの構成要素を同定し、高齢者機能評価など新たな構成要素を組み込んだ、わが国独自の高齢がんサバイバーシップケアプランを開発する。
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| Outline of Annual Research Achievements |
加齢に伴う問題を抱えた高齢がんサバイバーは、がん治療の長期的な副作用や、身体的・心理社会的影響を受けやすく、治療後のフォローアップが重要である。欧米では、患者と腫瘍医・プライマリケア医が情報共有するためのツールとして「サバイバーシップケアプラン」が推奨されている。高齢がんサバイバーでは、加齢に伴う身体的・心理社会的問題を多面的に評価する「高齢者機能評価」を行い、患者の意向をケアプランに反映することが望ましい。本研究の目的は、スコーピングレビュー、高齢がんサバイバーとその家族、腫瘍医・プライマリケア医ほか、多職種へのインタビュー調査、アンケート調査により、日本の高齢がんサバイバーの価値観や好み、必要なサポートや情報を明らかにし、高齢者機能評価など新たな構成要素を組み込んだ、わが国の文化的・社会的背景を反映した独自の高齢がんサバイバーシップケアプランを開発することである。 2024年度は【研究1】として、日本の高齢がんサバイバーの価値観や好み、必要なサポートや情報を、網羅的に収集し科学的に整理するため、スコーピングレビューを実施した。「日本の高齢がんサバイバーの価値観や好みには、どのような文化的特徴があるか?」「必要とするサポートや情報には、どのような社会的特徴があるか?」について、2つのデータベース(PubMed、医中誌)で文献検索を行い、独立した2名以上でスクリーニングを行った。とくに日本人のQOLと関連する価値観や好み、アンメットニーズに注目してスクリーニングを行った結果、PubMed12件、医中誌32件が採用となった。とくに日本語での質的研究が多かったため、データ抽出にあたってはKHコーダーを用いたテキストマイニングを行っている。現在データ抽出を継続しており、2025年度前半にはスコーピングレビューが終了する予定である。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2024年度は【研究1】として、日本の高齢がんサバイバーの価値観や好み、必要なサポートや情報を、網羅的に収集し科学的に整理するため、スコーピングレビューを実施した。「日本の高齢がんサバイバーの価値観や好みには、どのような文化的特徴があるか?」「必要とするサポートや情報には、どのような社会的特徴があるか?」について、2つのデータベース(PubMed、医中誌)で文献検索を行い、独立した2名以上でスクリーニングを行った。とくに日本人のQOLと関連する価値観や好み、アンメットニーズに注目してスクリーニングを行った結果、PubMed12件、医中誌32件が採用となった。とくに日本語での質的研究が多かったため、データ抽出にあたってはKHコーダーを用いたテキストマイニングを行っている。現在データ抽出を継続しており、2025年度前半にはスコーピングレビューが終了する予定である。2025年度後半には、【研究2】として、スコーピングレビュー結果が当事者のニーズと合致しているかを確認するため、腫瘍医、プライマリケア医、老年医、看護師、ソーシャルワーカー、サバイバーシップ研究者、高齢がんサバイバーとその家族、市民代表などを対象に、インタビュー調査を行う予定である。
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| Strategy for Future Research Activity |
2025年度前半には【研究1】スコーピングレビューが終了する予定である。結果は英語論文化し、査読のある英文雑誌へ投稿する。2025年度後半には、【研究2】として、スコーピングレビュー結果が当事者のニーズと合致しているかを確認するため、腫瘍医、プライマリケア医、老年医、看護師、ソーシャルワーカー、サバイバーシップ研究者、高齢がんサバイバーとその家族、市民代表などを対象に、インタビュー調査を行い、内容分析を行う。分析結果に基づいて、高齢がんサバイバーシップケアプランに必要な構成要素(20個~30個程度と想定)を概念化する予定である。
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