Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
消化管外科領域でもロボット支援手術が急速に普及しているが、高度な新規医療機器のため、全国的にはまだその使用は限定的であり、その実態は不明である。本研究では、大規模なリアルワールドデータであるDPC (Diagnosis Procedure Combination)データを利用し、消化管癌に対するロボット支援手術の施行状況、手術成績に関して、病院間あるいは地域間での格差を調査し、課題を探る予定である。提供されるべき医療機能の適正配置を検討するためのエビデンス構築の一助となることを期待する。