Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
孤独感は糖尿病やがんの発症や早期死亡との関連が示されているが、日本ではその関連を明らかにする研究が不足している。また、孤独感から糖尿病・がんの発症や早期死亡に至るメカニズムは十分に解明されておらず、対象者によってその関連に違いがあるかもわかっていない。本研究では、発展的な因果推論の手法を用いて、日本人の孤独感と疾患の発症や死亡との関連およびその背景メカニズムなどの解明を通じて、介入が必要な対象集団や社会要因を明らかにし、孤独感の負の影響を取り除くために活用できるエビデンスの創出をめざす。