Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
軽度認知機能低下を予測する上で、細胞間コミュニケーションを行うエクソソームを用いたpilot研究にて認知・運動機能低下群では正常群と比較して血清エクソソーム内Angiotensinogen(Agt)の活性が低いことを発見した。さらに追加研究にて、血清エクソソーム内Agt値は左室心筋重量係数(LVMI)と負の関連を認めた。そこで、申請者は血清エクソソーム内Agt値とLVMIの時間的関係、血清エクソソーム内Agt値の経時的変化と認知・運動機能の経時的変化との縦断的関連性を調べ、血清エクソソーム内Agtの介入するべき軽度認知機能障害を予測する早期バイオマーカーとしての価値を検証する。