Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
筋骨格系疼痛患者の多くで、動作時痛は生産性の低下や医療費の高騰などから経済的損失も大きく、重大な社会問題となっている。しかし、動作時痛の評価は、問診や単発動作での評価にとどまっており、日常生活で多い反復動作による影響が考慮されていない。本研究の目的は、日常生活の動作を刺激として用い、さらに患者の個別性を考慮した「動作時痛に対する過敏性」の評価法を新たに開発し、慢性疼痛との関連を検討することである。