Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
応募者は、小腸上皮細胞の細胞膜PLに結合するアシル基を操作することで小腸機能、特に栄養素吸収機能が変化するのでは?と考えた。応募者らはこれまでにlyso-phospholipid acyltransferase (LPLAT)7がstearoyl基を含むPC(18:0-PC)量維持の責任酵素であることを見出している。そこでLPLAT7による18:0-PC量の制御に注目し、小腸上皮細胞で高い存在量を示す18:0-PCが、小腸上皮細胞の栄養素吸収機能の発揮に重要であるか否かを小腸上皮細胞特異的LPLAT7-KOマウスを用いて解明する。