Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
ワサビに含まれる6-(methylsulfinyl)hexyl isothiocyanate(6-MSITC)は、生体内の抗酸化力の向上によるストレス軽減作用から、多様な健康効果と寿命延長機能が期待されている。一方で申請者らは、6-MSITCによる細胞のストレス軽減作用には、細胞内の品質管理機構であるオートファジーも機能することを見出しており、その制御因子を同定している。そこで本研究では、その制御因子を解析の糸口として、6-MSITCのオートファジー制御機構を明らかにし、寿命延長機能を検証することで、オートファジーを介した健康効果のエビデンスを構築することを目指す。