Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
申請者らはこれまでに胎児発育不全(FGR)のモデルラットを用いて、胎児期のインスリン抵抗性の獲得について研究してきた。本研究ではこれまでの成果を元に、下記の解析を行う。①FGRモデルラットのインスリン負荷・糖負荷への反応性を調べ、インスリン抵抗性を評価する。②グルコーストランスポーター(GLUT)発現やインスリン抵抗性の成長に伴う経時的な変化を確認する。③高カロリー食負荷によってメタボリックシンドロームを誘導した際のGLUT発現の変化やインスリン抵抗性を解析することにより、成人期のメタボリックシンドローム発症との関連を検証する。