Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
バーチャルリアリティ(VR)空間での触覚提示を大掛かりな装置なしで実現するために実空間の代替物を触らせる代替触覚提示(“Passive haptics”とも呼称)が近年注目されている。本研究では、類似触感を持つ代替物を選定し、代替物を触らせることでバーチャル対象の触感を忠実に提示する。具体的には (1) SNS上のテキストデータに基づく実世界の対象に対する実世界触感マップ構築、(2) 対象と代替物候補の類似度の妥当性、代替物の入手性・耐用性の評価に基づく代替物テーブルの作成、(3)触感類似物に基づく代替触覚提示システムの実現に取り組む。