Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
知識の習得プロセスについて、認知心理学などの分野では発達の最近接領域や忘却曲線などの理論モデルが提出されてきた。しかし、こちらのモデルは本当の学習行動を数理的に捉えられるかに関する検証は不十分である。教育DXの推進を背景に、学習データが大量に蓄積される中、本研究が知識の空間的と時間的な側面の相互作用と相乗効果を考慮した知識習得プロセスのモデルを提案し、モデルの正確さを実際の学習データで検証する。また、提案したモデルを学習者の視点から可視化し、学習者のメタ認知力などに与える影響を探索し、モデルの有用性を検証する。