Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
地方の観光地は,二次交通の不便さや周遊観光におけるアクセス手段不足など,モビリティに関する課題がある.持続可能な観光を実現するためには,観光交通だけでなく,地域住民の生活交通も含めた利用実態および潜在需要を明らかにする必要がある.そこで本研究では,AIを活用することで各地方に応じた公共交通施策の提案と評価を行うことを目的とする.そのために,SNSのデータを収集し,各地域鉄道の利用実態を明らかにするためのユーザ分析を行う.さらに,全国の地域鉄道を比較することで需要パターンを分類し,潜在需要も明らかにする.その上で抽出したデータの可視化手法を検討することで施策の提案や評価に繋げる.