Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
本研究は、1960年代以降のフェミニズムにおける「動物」の言説と表象を批判的に考察することを目的とする。フェミニスト/クィア理論およびフェミニスト・アートの読解を通し、家父長制的な生の支配に抵抗するフェミニズムの中で、「動物」がどのように位置付けられてきたかを探求する。フェミニスト/クィアの視座から「動物」概念を再考することで、フェミニズムが想定する/してきた「人間」主体を問い直すとともに、その撹乱的読みを試みる。