Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
本研究は、風水害に関連する社会状況のデータ蓄積に関して検討を行うものである。災害対応の振り返りや今後の防災対策の検討にあたっては、災害が起きる少し前の時点でどのような情報が出され、社会がどのような対応をできていたのかを記録し、それらを事例横断的に検証していくことが重要である。本研究では、過去の主要な水害事例における災害発生前の社会状況について、いくつかの事例を対象として事例間の比較を容易にするアーカイブを試行的に作成する。また、それを活用した分析を行い、アーカイブの必要性や有用性を例証する。