Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
肺癌や慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの呼吸器疾患は世界中で主要な死因となっている。これらの感染症の治療法は現在存在しないが、リスクの高い患者の継続的なモニタリングにより、それを早期発見でき、その進行を遅らせることができる。肺の機能は一般的にスパイロメトリーで検査されるが、患者が定期的に来院する必要があり、非効率的である。また、呼吸器疾患は呼吸以外にも他のバイタルサインの急変を及ぼす可能性もある。本研究では、各種バイタルサインの定量的かつ連続的モニタリングを可能にする、生分解可能な埋込み型マルチモーダルセンサ素子を開発する。