Budget Amount *help |
¥6,110,000 (Direct Cost: ¥4,700,000、Indirect Cost: ¥1,410,000)
Fiscal Year 2026: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2025: ¥2,860,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥660,000)
Fiscal Year 2024: ¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
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Outline of Research at the Start |
近代音楽における「民謡の発見」から「国民楽派」に至る流れは、フランスでは地域言語による民謡の収集が担っていたが、フランスの政治・芸術の中央集権体制によって、研究上の空白となっていた。本研究では、フランスの作曲家ジョセフ・カントルーブ(Joseph Canteloube, 1879-1957)の作品『オーヴェルニュの歌(Chants d’Auvergne, 1924-1955)』に残された南仏オック語民謡の収集やその作編曲・上演の過程と、当時の地域主義・フランスナショナリズムとの関係について、フランス・カンタル県立公文書館所蔵の「カントルーブ文書」をはじめとした当時の史資料から明らかにする。
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