Project/Area Number |
24K21534
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Medium-sized Section 13:Condensed matter physics and related fields
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
前多 裕介 京都大学, 工学研究科, 教授 (30557210)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宮崎 牧人 国立研究開発法人理化学研究所, 生命機能科学研究センター, チームリーダー (40609236)
鳥澤 嵩征 国立遺伝学研究所, 遺伝メカニズム研究系, 助教 (60749406)
島本 勇太 国立遺伝学研究所, 遺伝メカニズム研究系, 准教授 (80409656)
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Project Period (FY) |
2024-06-28 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥6,370,000 (Direct Cost: ¥4,900,000、Indirect Cost: ¥1,470,000)
Fiscal Year 2025: ¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
Fiscal Year 2024: ¥3,250,000 (Direct Cost: ¥2,500,000、Indirect Cost: ¥750,000)
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Keywords | アクティブマター / アクトミオシン |
Outline of Research at the Start |
物質同士の接触による摩擦は固体材料からゲルなどのソフトマターまで普遍的に起こる力学現象である。生体組織内に拘束された細胞では外部環境から受ける抗力(摩擦力)が細胞運動を駆動すると考えられている。しかし、細胞膜の素性や生体組織内の複雑さのため、摩擦を通じた細胞運動の理解は不十分である。本研究では、アクトミオシン細胞骨格を封入した人工細胞を用いて、摩擦という物理現象と細胞運動という生命現象に潜む新たな運動原理を解明する。さらに、元来運動しない細胞種に摩擦による運動性を与えることで普遍性の検証を行う。得られる知見は生体深部まで自律的に薬剤を届ける革新的物質輸送技術の基礎となることが期待できる。
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