Research Project
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
従来の接合部に用いられる溶接構造では,局所応力により脆性的に崩壊する一方,鋳鉄による自由形状一体成形では応力集中緩和でき,鋳鉄の高い衝撃吸収性能を活かすことで,想定外の動的外乱に対しても崩壊しない新しい建築構造を目指す。重要施設への適用を想定し,爆破などにも耐えうるよう,高温履歴を考慮した球状黒鉛鋳鉄部材の建築構造部材への適用を目指した塑性変形性能と衝撃荷重によるき裏面はく離を生じない衝撃速度および裏面はく離による破壊片の飛散率を把握することで,重要施設の主要構造部材の設計に資する評価手法を確立する。