Research Project
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
津波を模擬した波動を調べる装置を開発し、伝播速度が異なる流路から時間差で合流した津波どうしを干渉させる「時間差波動干渉」によって、より効果的に津波を減衰させることができることを原理実証する。理論では、流路断面積が変化するダクトを伝播する津波の伝播速度と波高を、圧縮性流体力学とのアナロジーをもとに理論的に求める。実験では、水波可視化水槽を設計・製作し、波高の時空間変化を光学的に可視化計測する。数値シミュレーションでは、既存のソフトを用いて、実験結果を検証する。
