Research Project
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
高速・大容量通信の需要が拡大し、第6世代移動通信では100 GHz超のミリ波帯も利用予定である。このような広帯域化の流れの中で、アイソレータなどの非相反デバイスにも高周波化・小型化が求められている。そこで本研究では、螺旋磁性体におけるキラル磁気ソリトン格子の特異なスピンダイナミクスを解明し、マイクロ波帯からミリ波帯まで動作する非相反デバイスの原理検証を目指す。本研究構想はミリ波帯(110 GHz)までの広帯域なスピンダイナミクスの解明、新機能スピン素子への応用に挑戦するものである。