Research Project
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
申請者らは極性溶媒中でも安定で巨大な細孔を有するMOFの合成に成功し、さらに大きな細孔を開発中である。過去1年間で分子量500までの生理活性分子を高い確率で包接できることを見出し、絶対構造を100%の確度で決定した。生理活性分子は様々な官能基を有し、既往のMOFに包接して構造決定することは極めて難しい。本研究では配列制御が難しい小・中分子を大きな細孔を有するMOFに包接し、ゲスト配列が磁場や電場によりどのように影響されるかを単結晶X線構造解析により検討する。