Research Project
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
本研究の概要は、動的な相互作用のみでねじれているらせんポリマーを(i)シグナル増幅リポーターに適用し、(ii)どこまで増幅が可能なのか?という増幅科学の限界を探査することである。実際に申請者が報告してきたシグナル増幅例は、大きな転換期となる発見として紹介されている(例えば代表総説:Acc. Chem. Res. 2022, 55, 1748.)。本提案では、キラル認識をトリガーとして逐次的に「ねじれ」に影響を及ぼすため、らせんポリマーに特有な非線形シグナル増幅系として従来則とは全く異なる挙動を示すと考えられる