Research Project
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
最近、申請者は、リグニンを酵素で分解し、適切な溶媒で抽出した物質が、サブミクロンサイズの焦げ茶色のコロイド粒子として得られることを発見した。このコロイド粒子のサイズは200 nmから800 nm程度程度で制御できるため、単分散なコロイド粒子としての利用が可能である。申請者らは、これまで応用が進んでいなかった木材成分であるリグニンから生成される焦げ茶色のコロイド粒子を、様々な色のカラフルな顔料として活用することを提案する。