Research Project
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
本研究は、水中で分子集合体を形成する分子は、親水性部位と疎水性部位で構成された両親媒性分子であるという界面・コロイド科学の常識に対し、“両親水性”分子の水中相分離挙動を明らかにすることで分子集合体の新たな学理を構築することを目的としている。親水性/親水性分画場の形成と物質移動を自在に制御することが可能となれば、低分子薬、抗体医薬、核酸医薬、遺伝子治療など、創薬モダリティーが多様化する中で革新的な分子デリバリー技術に発展する可能性がある。