Research Project
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
本研究では、標識細胞がいつ(時間)・どこで(空間)・どのような形質を有しているか(分子)を同一個体で統合的に解析するためのインフラとなる組織化学の創成を目的とする。そのために、マウス脳内の高精度ライブイメージングを可能にする1)数週間以上繰り返し観察可能なライブ頭蓋骨透明化技術を開発する。また、2)ライブイメージング後のマウス頭部丸ごと透明化・3Dイメージング技術、3)同一サンプルからパラフィン包埋による2次元切片の切り出し・レーザーマイクロダイセクション(LMD)法による標識細胞のオミクス解析に接続するための橋渡し技術を開発し、時空間・分子統合解析プラットホームを確立する。