Research Project
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
全タンパク質の約30%もの割合を占める膜タンパク質の機能発現には、正しいトポロジーによる膜挿入が基盤となる。ところが我々は最近、哺乳類細胞において膜トポロジーが反転して機能する膜タンパク質が存在することを見出した。しかしながら、どのような仕組みにより膜タンパク質の膜トポロジーが反転するのかは全く不明である。そこで本研究では、(a)膜トポロジー反転の制御機構解明を試みる。更に(b)膜トポロジーが反転した膜タンパク質の網羅的同定を行う。