Research Project
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
精神神経疾患の病態は未だ多くが不明であり、これら疾患の生物学的理解を深め、新しい診断・治療法、治療薬を開発することが必要である。本研究は、申請者が開発して来た高速・高精細全脳イメージング法FASTを用いて、中枢疾患モデルマウスの脳微細構造を観察できる3次元高分解能画像を取得し、AI技術を用いた解析により、網羅的かつアンバイアスに、従来の仮説や定説に依らずに疾患に関わる脳部位・回路・細胞を見出すことを目的とする。本計画で開発する技術は、中枢疾患以外にも応用可能であり、将来的に様々な研究領域での活用が期待される。