Research Project
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
2023年3月のJ Exp Med誌で発表された論文では、長年にわたりクロドロン酸リポソームを用いて示されてきた様々なマクロファージの役割について疑問を投げかけると同時に、クロドロン酸リポソームに代わるマクロファージ枯渇法の開発が必要性が指摘された。本研究の結果、クロドロン酸リポソームや抗体やCD11b-DTRまたはCx3cr1-DTRマウスといった特異性が低いまたは作用機序に問題がある従来法に依存せず、より正確に各正常・異常組織マクロファージ亜集団を枯渇しその機能を解析可能となることは、大きな免疫学的進歩となる。